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CBDオイルとアメリカの医療用大麻事情

2016年5月15日 iDスタッフ 0 Comments

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こんにちわ。

アイドラッグストアー海外担当Marikoです。

 

CBDオイルがアメリカで注目されています。

CBDオイルは、大麻に含まれる成分です。

 

え?大麻?と思われるかもしれませんね。

ちょっと詳しくご説明すると、大麻には100種類を超える

化学成分カンナビノイドが存在します。

特に、カンナビジオール(CBD)、テトラヒドロカンナビノール(THC)、カンナビノール(CBD)

は、カンナビノイドの3大主要成分として知られています。

 

このうち陶酔作用や多幸感のあるのがTHCであり、

日本では大麻取締法で規制されている精神作用です。

一方、CBDは精神作用がなく、様々な医療用途に使用されています。

 

規制については、

米国では、大麻、CBDオイルの規制は州によっても異なり

医療用大麻の必要のある患者さんが

合法で使用できる州に引っ越すということもあります。

2016年4月17日の最新情報では、24州が医療用大麻を合法としています。

 

米国の大麻や大麻に関連した成分の規制については

大麻の使用部位、栽培された原産国などによっても異なり

とても複雑なようです。

 

ちなみに日本国内でのCBDオイルの使用については

現在のところ規制はありません。

 

CBDオイルがなぜそれほど注目されているのでしょうか?

 

研究者が注目しているCBDの働きには、

 

・がん細胞の増殖抑制

・がん細胞の湿潤や転移抑制

・抗がん剤の副作用の軽減

 

などのがんに対する働きがあげられます。

その他にも、下記のような働きに対する有効であるという

研究報告があります。

 

・不安感を取り除く

・アルコールによる脳のダメージを回復させる

・抗炎症、神経保護作用、抗酸化作用

・糖尿病

・てんかん

・めまい

 

アメリカではCBDオイルを含有したサプリメントが販売されています。

先日のナチュラルプロダクトエキスポでもいくつかブランドが出展していました。

味にクセがあり、後味も苦みが残るので

そのまま舐めるタイプは継続が難しそう・・・

植物オイルの混合したタイプは飲みやすかったです。

 

他にもチョコレートに混ぜてあるタイプもあります。

 

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がんの補完・代替療法を実践している東京のとあるクリニックで、

米国のCBDオイル製品を処方しているのをみかけました。

 

しかし、これらの情報提供は、大麻の使用を支持するものではなく

情報の1つとして提供するものです。

 

実際、18歳未満の大麻の使用で知能低下が見られたという研究もあり

更なる研究が必要であるのは言うまでもありません。

 

今後の動向に注目したいところです。

 

では、また来月!

#大麻、マリファナ、CBD

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