皮膚がんを予防するビタミンとは?
2016年5月8日 iDスタッフ 0 Comments
こんにちわ。
アイドラッグストアー海外担当Marikoです。
ビタミンB3(ナイアシン)は、動物性、植物性食品のどちらにも含まれていますが
主に、レバー、魚類、肉類に多く含まれる水溶性のビタミンです。
補足すると、ビールにも含まれています(笑)
動物性食品中ではニコチンアミド
植物性食品中ではニコチン酸
として存在します。
最近の研究で、ビタミンB3が皮膚がんを予防する可能性がある
ことが明らかとなりました。
研究についての要約は下記の通りです。
=========
New England Journal of Medicineに発表された二重盲検無作為化試験で、過去5年間に少なくても2つ以上の非黒色腫皮膚がんの疾患歴のある386人を対象に、1回500㎎のニコチンアミドまたは偽薬を1日2回、12か月間摂取させ、皮膚科医が3か月毎に評価をしました。
実験開始から1か月後、新たな非黒色腫皮膚がんの発生率は、ニコチンアミド摂取群の方が偽薬群よりも23%低いという結果が明らかとなりました。
また、日焼けによる前がん細胞についても、ニコチンアミド摂取群の方が偽薬群よりも15%低いという結果が明らかとなりました。
文献:A Phase 3 Randomized Trial of Nicotinamide for Skin-Cancer Chemoprevention, N Engl J Med 2015; 373:1618-1626, October 22, 2015
=========
残念ながらビールを飲んでも同じ効果があるかどうかは
調べられていませんので、ビールを飲んで、皮膚がん予防
ということにはなりませんのでご注意を!
しかし、ビタミンB3はサプリメントとして手に入りやすく
しかも安価です。
紫外線が多くなるこの季節、気になる方は
下記商品もチェックしてみて下さい。
ネイチャーメイド Flush-Free Niacin 500mg
また来週!