ジョセフ・マーコラ博士との出会い
2016年4月3日 iDスタッフ 0 Comments
こんにちわ。
アイドラッグストアー海外担当Marikoです。
米国の栄養学の先駆者であるジョセフ・マーコラ博士(Dr. Mercola)
の名前を、最近ですが、米国カイロプラクター向けのイベントで知りました。
調べてみると、今まで一般的と思われていた常識を覆すような
健康情報や、健康に影響を及ぼす食品へ警笛をならすなど
とても興味深い情報発信をしていることがわかりました。
牛乳は本当に健康な飲み物か
卵は血中コレステロール値に影響はない
糖尿病治療薬(メトホルミン)とビタミンB12欠乏の関係性
慢性的なストレスとガンの関係性
白髪の原因について
などなど、マーコラ博士のオフィシャルサイトには
気になる健康情報が満載です。
今回は、この中で、白髪について(自分も気になるので)の
情報を共有してみようと思います。
以前のブログにも書きましたが、統計によると
米国では、50歳で人口の50%が白髪を50%持っているという
50-50-50ルールというのが知られています。
2人に1人は50歳で髪のほとんどが白髪ということです。
人種による差があり、白人が最も早く、次いで
アジア人、アフリカンアメリカンだそうです。
白髪の原因としてわかっていることは
1.遺伝
これまで、髪の色に関係するとされていた遺伝子が、
University Collage Londonの研究チームによって
明らかとなりました。
髪の色と白髪を決めるのが、同じ遺伝子によるもの
というのもおもしろいですね。
2.過酸化水素
2009年のヨーロッパの研究で、毛母細胞は
少量の過酸化水素を作り出すことがわかりました。
これにより、髪が徐々に脱色され、白髪の原因になる
と言われています。
3.喫煙
喫煙と白髪には強い関係性があることが
研究で明らかとなっています。
喫煙は白髪を早めるらしいので、白髪になりたくない方は
禁煙しましょう!
4.酸化ストレス
早く白髪になる人は、白髪でない人に比べ、抗酸化物質が低く、
酸化促進物質が高いという結果が出ています。
5.ビタミンB12欠乏
ビタミンB12欠乏と早期の白髪には関係性が見られるという
研究報告があります。
では、白髪が治るのか?
PC-KUS(プソイドカタラーゼ)という、白斑の治療に使用されます。
白斑と白髪のメカニズムは同じため、白髪を予防することも可能なことが
証明される日も遠くないかもしれません。
PC-KUSは、UVBで活性化させたカタラーゼです。
アメリカでは、化粧品という分類であれば処方箋なく入手が可能のようです。
ただし、現在のところ、PC-KUSは白髪の予防や改善のための
十分な研究データがないため、あくまでも、白斑の治療のために使用されています。
今後研究が進み、白髪のための商品が開発されることが期待されます。
日本は桜満開ですか?
今年はお花見できずに残念です・・・
どうぞ桜を満喫してくださいね。